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社員インタビュー

営業 2014年入社N.Oさん

世の中の役に立つ製品を
届けている実感が、
励みになる。

Profile

学生時代は英語英米文化学科を専攻。富山薬品工業では貴重な文系出身の海外営業として、欧米・アジア・東南アジアの顧客を中心に商談をまとめている。

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学生時代は英語英米文化学科を専攻。富山薬品工業では貴重な文系出身の海外営業として、欧米・アジア・東南アジアの顧客を中心に商談をまとめている。

富山薬品工業に入社した理由を教えてください。

私は、この会社では少ない、文系の学部学科(英語英米文化学科)の出身です。富山薬品工業は、営業職にも理系の技術開発出身の方が多く、我ながら非常に珍しい存在だと思います。
それでもこの会社で働きたいと考えたのは、海外営業として活躍したかったことと、長年にわたって無借金の安定した経営状況の企業だったことの2つが理由です。さらに言えば、海外営業を募集している会社は他にもあったのですが、海外に在住する海外転勤には抵抗感があったので、あくまで日本を拠点にして働ける会社だった点。なおかつ若いうちから海外へ行かせてもらえる環境だった点が魅力的で、富山薬品工業に入社しました。

海外営業の仕事内容について教えてください。

海外営業として欧米・アジア・東南アジアの顧客をメインに担当しています。担当している商材は、リチウムイオン電池関係の電解液を初めとする製品です。取引先は海外ですが、お客様との窓口役という営業職の基本は国内営業と変わりません。発注に対してのデリバリー手配や工場との製造調整、それからお客様からの要望に対してヒアリングを行います。
要望の中には、先方が使用している電解液の性能向上に関するものもあり、その際には自社オリジナルの添加剤を提案しています。開発はゼロベースから行うのではなく、要望に近そうな添加剤をこちらから提案し、少しずつカスタマイズするセミオーダー形式となります。海外顧客の場合、英語でのやり取りがメインとなりますので、顧客から要望をきちんと聞き出し、自社の開発チームとの橋渡しを行なうこと、そして、きちんと英語で先方にプレゼンできることが海外営業の腕の見せ所となります。ちなみに、英語は普段の顧客とのやり取りの他に、輸出入貿易に関する書類作成でも必要です。船のブッキングや輸出書類の作成などさまざまな事柄を後輩と二人で担当している状況です。

仕事のやりがいについて教えてください。

やりがいや喜びを感じるのは、お客様の期待に応え、ときにはそれ以上の成果を出せて、満足してもらえた時です。例えば、製品のデリバリーでは緊急の発注があったときに、お客様の希望通りにモノを納品するのは大変です。お客様自身が「難しいですよね……」と半ば諦めている中、こちらが頑張って納品できた時などは、難しさの分、喜びがひとしおでした。
また、以前には時間をかけて関係性を作り、大きな発注をいただいた日系のお客様がいました。試験用サンプル電解液の提供からスタートし、製品の品質の良さを知っていただき、最終的にはそのお客様から数十トン以上の量産継続発注をいただくことができたのです。注文をいただけたこと自体の嬉しさ。そして、諸々の手配を完遂して無事に届けられた時の充実感は、今でも忘れられません。国をまたいで、お客様と共にプロジェクトを成功させた。そんな貴重な経験でした。
それと、世の中の役に立つ製品に携わっているという自覚も、ふとした時の励みになります。例えば、その現場を実際に目にしていなくても、心臓のペースメーカーや再生可能エネルギーの蓄電施設など、今この瞬間も当社の製品が誰かの役に立っている。そう、実感できることで、疲れた時ももうひと頑張りするかと思えます。作ったものが色々なところで役に立ち、好影響が波及していく。それは素材メーカーならではの喜びだと思います。
そして、こうした喜びをかみしめるには、営業がお客様との信頼関係をしっかりと築いていくことが大切です。中国をはじめ、最近は海外勢の存在も大きいため、営業として常にお客様の要望に応えられるよう頑張らなければなりません。

仕事で意識しているのはどんなことですか。

勉強を常に欠かさないこと。具体的には電池関係の情報を英語で探すことを意識して行っています。
日本語の文献ももちろん重要ですが、海外営業として活躍するには、やはり英語の記事や文献に触れておくことが大切です。インプットを英語で行うことでお客様とのコミュニケーションもスムーズになりますし、「お客様が言っていた情報はこれのことかな?」と勘が働くようになります。お互いが英語でコミュニケーションをとるからこそ、知識も英語に根差していると非常に便利です。あと、私が文系出身ということもあってか、先輩方の方から勉強会を開いてくださるくらいなので、否が応でも学んでいくことになります。電池のメカニズムという本当に基礎的なところから丁寧に教えてくださるので、ありがたさと期待に応えたいというプレッシャーの両方を感じて頑張っています。

これから富山薬品工業に入社される方へメッセージをお願いします。

手前味噌ですが、富山薬品工業はとてもいい会社だと思います。ワークライフバランスでも、人とのつながりでも、とても働きやすい会社です。
私は海外出張が年に4、5回ありますが、それ以外に有給休暇を取得して1週間から10日ほどの海外旅行にもよく行くことで、周囲からは「どれだけ海外好きなんだ?」と言われるくらいです。
とはいえ、そうした休みやすさは、周囲の理解と自分の仕事をきちんとこなす責任感があってこそ。富山薬品工業は、周囲への感謝と責任感を重んじる会社なので、そうした社風に共感してくださる方と一緒にお仕事ができると嬉しいです。

とある1日のスケジュール

AM

  • 9:30

    出社

  • 9:45

    朝礼・TO DOリスト確認

  • 10:00

    デスクワーク

    • メール対応、輸出書類作成/提出、見積書作成など
  • 11:00

    社内打合せ

    • 原料調達関係、進捗確認

PM

  • 13:00

    昼食

  • 14:00

    デスクワーク

    • 後輩の指導(OJT)
  • 15:00

    海外顧客とのTV会議

  • 16:30

    議事録作成

  • 17:30

    顧客向け
    プレゼン資料の準備

  • 18:20

    翌日のスケジュール確認・TO DOリスト作成

  • 18:30

    退社

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